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【HubSpot×ChatGPT Deep Research】ウェビナー成果をChatGPTで爆速分析!🔍プロンプト設計がカギ✨


目次

はじめに 🌿

HubSpot公式のニュースで、「ChatGPTとつなげてCRMデータを分析できる新機能」が発表されたのを見て、
「これは試さないわけにはいかない!」と早速トライしてみました✨

今回は、あるマーケティングイベントの分析をChatGPTにお願いしてみた記録です。
特に、「どういうプロンプトを投げればいい感じに分析してくれるか?」を中心に紹介していきます!🔍


この記事でわかること ✏️

  • HubSpotとChatGPTのDeep Research Connectorって何?

  • データ分析で気をつけたいプロンプトの書き方

  • HubSpotのStarterプランでも活躍できる分析活用シナリオ

  • Deep Researchが得意なこと・できないこと


結論 🎯

プロンプトをしっかり書けば、ChatGPTが社内レポートを爆速でまとめてくれる!
HubSpotとつないでおけば、イベントの参加傾向や属性分析もかんたんに行えました。
しかも読み取り専用だから安心です🍋


シナリオの設定 🎬

今回の分析対象

今回はサンプルとして、架空のウェビナーデータをマーケティングイベントとして登録・架空のコンタクトを参加者としてインポートしておきました。

chatgpt_hubspot (3) (1)
  • イベント名:地域企業のためのChatGPT活用術 〜営業・サポート・業務効率化の実例紹介〜

  • 開催日:2025年5月15日 14:00〜15:00

  • 登録者:30名/参加者:16名/キャンセル:3名

このイベントの登録データをもとに、HubSpot内にある情報をChatGPTで読み取ってもらい、参加傾向や属性などを分析してもらいます!


Deep Researchの使い方 🛠️

操作ステップ

  1. ChatGPTの右上メニューから「ツール → Deep researchを実行」を選びます。

  2. 情報源 → HubSpot」を選び、HubSpotポータルで連携を許可します。

  3. HubSpotがデータソースに追加されたら、ONにするだけで準備完了!

※ GIFはナレッジベースより引用

GIF showing how to connect HubSpot deep research connector

あとはプロンプトを入力するだけで、HubSpot内のデータを読み取りながら、ChatGPTが分析をしてくれます。


プロンプトの書き方 🎤

何回か試してみたところ、プロンプトを明確に書く・どんなデータがほしいかをはじめに定義する というのが大事そうだなと感じました👀

😿 よくない例

地域企業のためのChatGPT活用術 〜営業・サポート・業務効率化の実例紹介〜 のウェビナーについて分析したい

→ 対象がふんわりしていて、ChatGPTが何をどうすればいいのか混乱してしまいます… 結果関係のないサンプルコンタクト(Brian Halligan)も拾ってしまっていました😿

chatgpt_hubspot (4) (1)

😸 良い例

HubSpotのマーケティングイベント「地域企業のためのChatGPT活用術 〜営業・サポート・業務効率化の実例紹介〜」について分析を行いたいです。

【目的】
今月開催したウェビナー「地域企業のためのChatGPT活用術 〜営業・サポート・業務効率化の実例紹介〜」の開催実績を社内報告向けにまとめたいです。

【まとめる内容】

  • 登録者数とその属性(年齢、性別、会社名、地域、業種)

  • 参加者数とその属性

  • キャンセル者数とその属性

  • 登録者の登録タイミング(イベント何日前が多かったか)

【対象のコンタクト】
上記イベントに登録したコンタクトを対象に分析を行ってください。
https://app.hubspot.com/marketing-events/〜(省略)
https://app.hubspot.com/import/〜(省略)

→ 対象、目的、要約したい項目が明確で、ChatGPTが迷わず動いてくれます!

chatgpt_hubspot (2) (1)

📝

結果的に生成してくれたレポート

文中で作ったと書かれているグラフは生成されてないけど💦、報告資料につかうネタとしては充分な出来かなと!😼

👉 https://chatgpt.com/s/dr_68457c5d21c48191938353dd229b905a

 


Starterプランでもグラフが作れる📊

HubSpotではカスタムレポート機能がProプラン以上でないと使えないのですが、
Deep Research機能を使うことでStarterプランでもグラフ・表の作成が可能

生成されたグラフは画像としてダウンロードもできるので、Slackや社内報告にも使いやすいです。


Deep Researchって、どんな場面で役立つの?💡

ChatGPTとHubSpotをつないでできる「Deep Research」。
実際にどんなふうに使えるのか、ナレッジベースにある例からチーム別の使い方例をいくつかまとめてみました✍️

チーム 目的・課題 プロンプト例 得られる成果
💼 マーケティング 反応率の高い層を把握してナーチャーリング施策を考えたい 「最近のコンタクトの中で、コンバージョン率が高かった層を見つけて、ナーチャー施策を考えて」 ワークフロー施策の提案、自動配信の起点にできるデータ
💼 マーケティング リードから顧客になるのが早いペルソナを知りたい 「この90日でリードから顧客化が早かったペルソナを分析して、狙うべき属性を教えて」 ペルソナごとの訴求ポイントが見える/類似オーディエンス作成に活用
📞 セールス ターゲット企業をセグメントして優先順位をつけたい 「企業を年商・業種・使用ツールで分けて、拡大チャンスが大きいところを特定して」 優先的にアプローチしたい企業リストをHubSpotで活用可能
📞 セールス 商談の停滞ポイントを見つけて改善したい 「25Kドル以上の案件で遅かったステージと改善案を出して」 営業プロセスの見直し・チームへの共有用資料にも◎
🤝 カスタマーサクセス アクティブでないが成長が見込める顧客を掘り起こしたい 「いま非アクティブだけど伸びそうな会社を見つけて、再アプローチ案を提案して」 プレイブックやカスタマープランに活用できる施策案が得られる
🛠 サポート 次の四半期に向けて人員のリソース計画を立てたい 「カテゴリ別に過去のサポート件数の季節変動を分析して、来期のスタッフ計画を立てて」 繁忙期の予測が立てやすく、AIサポート導入のタイミング調整も可能
🛠 サポート よくある問い合わせをもとに、資料を見直したい 「この3ヶ月でよくあるお問い合わせ上位10件を出して」 オンボーディング資料やFAQのアップデートに直結する内容が取れる
💡

まとめると...

Deep Researchって、
💬「いまチームで気になってること」をちょっと聞いてみるだけで、
📊「データで答えてくれて、すぐ動けるアイデアまで出してくれる」頼れる相棒って感じです!

📌 カスタムレポートほど整った見た目じゃないけど、
「ざっくり分析したい」「全体像をパッと知りたい」ってときにはすごく便利✨

マーケも営業もCSもサポートも、いろんな場面で“次の一手”を見つけやすくなるから、
ふと迷ったときの相談相手にしてみるといいかもです🐱💡

 


注意ポイント ⚠️

FAQにある内容をもとに、注意したいことをまとめておきます👇

  • 🔒 読み取り専用です:HubSpotデータを更新・削除されることはありません

  • 👀 ユーザーの閲覧権限を尊重:自分がHubSpot上で見れない情報は、ChatGPTも見れません

The HubSpot deep research connector automatically respects the user permissions defined in HubSpot. This means users will only see in ChatGPT the CRM data they’re allowed to access in HubSpot.

  • 💾 データ保持についてデータがどのように扱われるか、についてはナレッジベースに詳しい記載があったので導入前にチェックしておくのがよさそうです!


まとめ ✨

  • Deep Research Connectorは、設定も分析もすごく手軽!

  • ChatGPTへの指示次第で、データの見え方が大きく変わります

  • カスタムレポートの代わりに、ざっくり把握→社内で共有にはぴったり!

  • HubSpot側はプランに限らず使えるから、まずはウェビナーデータなどで試してみてはいかがでしょうか🐱🎉

hubspot_chatgpt_deep_research_summary_corrected


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Reina

Written by Reina

HubSpot CMS (現 Content Hub) をメインに 気になったことをまとめます #vibe coding

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