【HubSpot】HubSpot CLI v7 の変更点まとめ 🔐

✨ はじめに
2025年4月、HubSpot CLI に関する大幅なアップデート(v7.4.0)が発表されました! 特に注目すべきは、設定ファイルの管理方法がこれまでと大きく変わったこと。
この記事では、新しくなった設定ファイルの構成や、旧ファイルからの移行方法、開発フローへの影響などを、わかりやすく日本語でまとめてみました📝
🌙 これまでの設定:hubspot.config.yml にぜんぶ書いてた
今までは、プロジェクトごとに hubspot.config.yml
というファイルを用意して、そこに「アカウントID」や「アクセスキー」を直接書いていました。
📖 参考:パーソナルCMSアクセスキー
defaultPortal: 12345678
portals:
- name: my-dev
portalId: 12345678
authType: personalaccesskey
personalAccessKey: "xxxxx-xxxxx"
この方法、わかりやすい反面…
-
🔓 アクセスキーがそのまま書かれていてちょっとリスク!
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🤔 Git 管理下だとキーの流出リスクがある
-
🌀 プロジェクトごとに設定が違うと、混乱しやすい
🌟 新しい設定:config.yml + .hsaccount の分離スタイルに!
v7.4 からは、設定ファイルが2つにわかれました👇
ファイル名 | 内容 | 置き場所 | 安全性 |
---|---|---|---|
~/.hscli/config.yml |
アクセスキーなどの個人設定も含む | ローカル(ホームディレクトリ) | 🔐 プロジェクトファイル外 |
.hsaccount |
アカウントIDだけ | プロジェクトフォルダ内 | 🧼 PII(個人情報)ナシなので安全! |
これにより、アクセスキーなどの機密情報はすべてローカルに隔離されるようになり、
プロジェクト側にはIDしか残らない=Gitに上げても大丈夫!という安心な設計に変わったんです。
📂 .hsaccount
の中身は超シンプル
12345678
のようなアカウントのIDだけ。
ほんとにこれだけ。これで「このプロジェクトではこのアカウントを使うよ」と CLI に教えてあげられます。
個人情報やキーは一切入っていないので、セキュリティ的にも○
🛠️ 実際にやってみよう(初期設定の手順)
# 1 HubSpot CLI を最新にアップデート
npm install -g @hubspot/cli@latest
# 2 アカウントに認証
hs account auth
# 3 プロジェクト内で .hsaccount を作る
hs account create-override
もし過去の hubspot.config.yml
を使っていた場合は、以下のコマンドでマイグレーションできます👇
hs config migrate
📖 公式ドキュメントはこちら:
💞 新スタイルのうれしいポイント
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✅ アクセスキーがプロジェクトファイルに含まれないから 安心
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✅ 設定が一元化されて 管理しやすい
-
✅
.hsaccount
を使えば 複数プロジェクトの切り替えもスムーズ
💡 補足情報
現時点(2025年4月時点)では、Visual Studio Code の HubSpot 拡張機能は 上記新スタイルに正式対応していないようでした。。
(まあターミナルで打てばいいか 💭)
📌 まとめ
昨まで | これから |
hubspot.config.yml に全部書く |
~/.hscli/config.yml + .hsaccount に分離 |
アクセスキーが書かれてて怖い | アクセスキーはローカル保存で安心 |
Gitに上げると危険 | .hsaccount は上げてもOK |
🐾 おわりに
今回のアップデートは、HubSpot CLI を安全かつ快適に使っていくうえで、すごく大事な進化でした!
HubSpot開発の環境、まだまだ進化していくので、これからも追いかけていきたいですね〜🐱✨
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